終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

ひろ(アルコール依存症)

薬からの離脱 減薬を最優先

医師がドラック中毒患者を作る 『クスリは飲んではいけない ! 』船瀬俊介著(徳間書店)はわたしの愛読書である。 これを基に心臓病関連の薬(アーチストやワーファリン錠)をやめることが出来た。 今日は "心" 関係のクスリの話である。 わたしの経験を1~2つ書…

連続飲酒発作 「おとう、キャッチボールしよな、また、ぼくの球受けてや」

書架にあったノートを何気なく手にして驚いた。 飲酒最盛期の苦しさが書きなぐってある。 2:33 半合、 3:41 半合、 4:27 半合、 ごくごくと三くち。右下腹がうずく。うずいても飲む。この地獄。 昨日から、胃から血のにおいが上がってくる。 血のにおい、…

心が凍り付く アルコールによる苦しみ

(奈良県明日香村・石舞台古墳から遠くの二上山を望む) 15年前、アルコール関連で付き合いのあった女性が2人いた。 1人は(小虎姫)大酒のみで依存症、もう一人は(昼顔)特養の寮母さんで酒は全く飲まない、対極をなす2人だった。 小虎姫は15年前に酒が原因で亡…

アルコールは薬物 、モルヒネに酷似

"アルコールは「薬物」である。アルコール依存症は薬物中毒である。やめられなくなる のは体質で生い立ちや生活環境、人間性などには、ほとんど関係ない。" 以前わたしは禁断症状の経験から ↑ このような主旨で記事を書いていた。 アルコールの問題を依存症…

アルコール依存症を治す方法(自分流)

わたしはアルコールを断って32年になる。 (途中1度だけ危ないときがあった。夏に早朝の草むしりを依頼され作業終了後にお疲れさまと梅ジュースが出た。 梅酒を薄めた液体だった。1口飲んで分かったので理由を言って下げてもらった。) 酒はたばこ以上にやめに…

『F君』、副題(アルコールも麻薬)

F君、元気な声を聞いて安心しました。 先日の私の断酒会での体験発表が、新聞に大きく取り上げられた時はほんとうに君からの電話を待っていました。うちのヤツも二、三日は掛かってくるよ、掛かってくるよと冷やかしてくれていましたが、何も音さたがなかっ…

アルコール専門病棟 入院の味

息子が買い物依頼してきた中に東洋水産の"緑のたぬき"が3個含まれていた。 届けたときあまり会話する時間がなくて聞けなかった。今度会ったら"緑のたぬき"どこがそんなに好きなのか詳しく聞いてみようと思う。 偶然だろうが現在ブログにアップしている"手紙"…

座右の銘、自我100%カット

"皆自分がいちばん正しいと思っている" それを他の人をどうこうしようとするから争いが起こる。 アルコールを断って自助グループに通い始めたとき、"体験談"の中で毎回決まって妻との葛藤を話ていた。 「結婚してからずっと妻には母親役を求めていました」と…

森田療法 あるがまま

以前、陽だまりの中に猫がいる、と日記に書いたことがある。 写真の親猫は3年前の子猫のとき、アパートの裏に捨てられていた。 やせ細り干からびてカエルの干物(トノサマガエルが踏んづけられ川べりで干物状になっている)さながらだった。 底の浅い小さなプ…

息子も青野菜(ほうれん草)を食べている

1995年、ウインドウズ95発売後に初めてパソコンを購入した。 以後、体調の悪くなるたびに「検索」し、さまざまな健康法を知り、取り入れてきた。 心臓病が悪化したときには、硬くなった血管を食事で作り変えてやろうとベジタリアン(ビーガン)に転向する。 (…

わたしの不安神経症

わたしはアルコール類を一切断ってもう32年になる。どのような味がしていたのか思い出せもしない。 最後に飲んだのは"サッポロ"の苦いビールだった。断酒してから"アサヒ"のスーパードライが新しい口触りとして世に出て持てはやされたが、わたしは残念ながら…

息子のひきこもりは酒害の後遺症

ブログ開設以来、わたし(心臓バイパス手術)、妻(甲状腺がん)、息子(ひきこもり)と3者3様の表情をランダムに記述してきた。 ここらでもう一度ざっと家族3人の年表みたいなものを記してみたいと思う。 わたし →1963年大学入学→2~4年まで屋上ビヤガーデンでボ…

8050問題

現在73歳、奈良県橿原市で便利屋を営んでいる。 開業が昭和62年(西暦1987年)7月だからもう丸31年が過ぎた。来年の改元まで生きているとして平成の30年間ずっと便利屋をやっていた勘定になる。 1人親方で業務を大きくしなかった。途中10年ほど相棒として手伝…