終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

ya(ひきこもり)

ドラクエウォークに熱中 20数年ぶりに息子がスマホを手に一人で外出

世紀の記念すべき9月が訪れた。 タイトルにあるように引きこもり20数年の息子が一人で部屋から外に出た。 ドラクエウオーク "ドラクエウォーク"にはまった息子が、場所探しに付き合って欲しいと電話を掛けてきたのは4日前の深夜だった。 そのときはまだ外を…

精神科の薬飲まんでよかったなぁ。飲んでたらやめるのに一苦労するらしい

2019/3/25日撮影、開花まで後少し ↓ 昨日の記事で ya8014ya.hatenablog.com 我が息子が " ある事件で薬から完全に離れている。" と記した経緯である。 30数年前、わたしがアルコール依存症から抜け出す時期に、業界用語で"ブラックアウト " (酒は断ったがい…

それはいつも突然やって来る

(迎春準備のお手伝い) 息子はどこかで覗いているのかもしれない。 わたしがリラックスしようと気持ちの緊張を解くと、大概(たいがい)決まってメールの着信音が鳴り響く。(ベートーベンの田園交響曲) タッタタ タッタラタッタ タッタッタラター。 悪魔の着信…

息子と妖怪ウオッチ会話 その2

(大和三山の一つ耳成山・みみなしやま) 昨夜、Dビルに洗濯物を届けたとき、ビル前の食品スーパーで買い物を頼まれる。 メモに書いてある品を買いそろえて玄関に戻ると、 妻が珍しく「上がって」の意思表示でスリッパをそろえてくれる。 まあこんなことは今ま…

自我を捨て切ると悩まない 楽になる

一昨日、便利屋の仕事でバタバタして (前日の車整備の段取りから当日の待ち合わせやていねいな運搬の気遣いなど)、夕方6時の帰宅後にほっと一息ついていたとき、妻からメールが入る。 いつも突然なので驚かないが、午後の10時にセブンに行くという。セブンと…

虫歯の治療が出来なくて人生を損してる

息子の歯に関しては周り(わたし)が歯がゆい思いをしている以上に本人(息子)はたいへんだろうと思う。 計り知れない時間の浪費を余儀なくされている。 治療のガリガリが怖くて歯医者に行けない。それよりも何よりも不安神経症で外に出られない。 ないないづく…

自分の力で外に出る 自立の微かな1歩

深夜2時の1時間ばかりの作業(ごみ片づけ)でちょっと体調リズムが狂ってしまった。 午前中から昼にかけて心臓の動悸が激しくなる。 いつものように水分不足もあるかと天然水を200ccほど飲んで横になっているとき、電話が鳴る。 息子からだった。「くら寿司行…

自我をゼロにして話だけを聞き続ける

今朝久しぶりで3人で会話することが出来た。 と言っても妻はしゃべることが出来ないので主に聞き役であるが、わたしに文句や苦情があるときは息子の通訳をとおして働きかけてくる。 息子の通訳?長年母子2人で密着して暮らしていると(妻の手術から7年も経過す…

自立とは ? 10年後のベーシックインカム

息子と会ったとき、 (ペチュニア 桃色吐息) (会うのはたいてい離れて住んでいるマンションに届け物をするときくらい。 彼は昼夜逆転の生活をしているので一番奥の部屋から出てくるのはマレである。だからタイミングが良くないとなかなか会えない。 電話で話…

もらったスマホを部屋で見る設定

スマホなんてと思って今まで全く関心がなかったが、設定のコツを聞いたりちょっと息子と交流が出来た。 今回ブログを書くにあたりスマホでの見栄えが気になっていた。パソコン部屋だけ見られるようにならないか検討する。 3年前にお客様からもらったスマホが…

息子のくれたWi-Fi器機

土曜日の夜、突然息子から電話がかかってきた。 「藤原京のイベントで花火が上がっている。ここから良く見える。」 わたしのアパートベランダの向こうでドカンドカンと花火の上がるような音がしていたので何かなと思っていたときだった。 晩ご飯を食べている…

不潔恐怖症

息子の不潔恐怖症歴は長い。 「ぼくのやりかたで治すから10年間任せて!」と言った息子は現在も不潔恐怖症を背負っている。部屋の中に居ても自身が気になる家具や食器を触るとき、簡易ビニールの手袋をする。どういう塩梅か二重にはめるときもある。 ショーワ…

息子と妖怪ウオッチ会話

一昨日、妻の定期受診が終わって部屋に戻る前に、留守番の息子にメールを入れて「くら寿司」行きを打診する。 現在の息子を外に連れ出す口実は妖怪ウオッチのポイントがゲット出来る「くら寿司」行きがベターなのである。 スマホを持って店舗の前を通過する…

「しんどくなったら来てや」

昼前に息子から電話が掛かってきた。 携帯のモニター画面に発信人が"ya"とあるといまでもドキッとする。 昔、妻が甲状腺がんでのどに穴を開けたとき、症状が安定するまでの2年間は、夜中深夜日付が変わっていようが、昼間に仕事中であろうがお構いなしに息子…

息子を外に連れ出す計略

、強制ではなくゆっくりと穏やかに・・・。昨日は息子あてに短いメールを2通送った。 1通目は夕方暗くなってから、一昨日のわたしの状況を説明する文章になった。(タイトル) 「日暮れが早い」 ya、調子はどうですか? 晩ご飯食べましたか?お父さんは昨夜は、1…

いまが一番幸せ

近くに住んでいる41歳(閉じこもり)の息子から買い物依頼のメールが届く。 息子と一緒に住んでいる67歳の母親(甲状腺がん)が病をおして家事を担当している。 夏に引っ越したマンションは斜め前に手ごろな食品スーパーがある。6階の部屋からエレベーターで1階…