終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

8050問題

現在73歳、奈良県橿原市で便利屋を営んでいる。

開業が昭和62年(西暦1987年)7月だからもう丸31年が過ぎた。来年の改元まで生きているとして平成の30年間ずっと便利屋をやっていた勘定になる。

1人親方で業務を大きくしなかった。途中10年ほど相棒として手伝ってくれた近所の"おじさん"が居た。おじさんが亡くなってからは隣の市に住むペンキ屋の弟に片棒を担いでもらったりしたが、チャンスは何度かあったけれど「目の届く範囲の仕事」に限定し人を増やすことはしなかった。

近くに41歳の息子がいる。自室に閉じこもりもう20数年になる。

流行りの言葉で「終活」があるが、息子の自立は何としてもやり遂げなければならない第1番目の問題である。

息子の閉じこもりは中学2年生のときのいじめが原因だと認識しているが、妻はわたしのアルコール依存症に端を発していると信じて疑わない。

わたしの略歴を箇条書きにすると

1、昭和20年8月22日誕生

2、昭和42年サラリーマンしとて社会人になる。

3、転職を3回繰り返し

4、昭和47年小さなメーカーに就職しここで12年間勤めることになる。

5、退職。

6、昭和61年アルコール依存症で専門病院へ4ヵ月入院する。

7、昭和62年7月一人で便利屋を開業する。

8、平成13年別居

9、平成23年5月心臓バイパス手術を余儀なくされる。

10、同じ年の12月に妻が甲状腺がんで手術する。

以上の経過をたどり現在、わたし(心臓病)、妻(甲状腺がん)、息子(閉じこもり)の3様の3人が前に向かって格闘中である。

1995年にウィンドウズ95が発売されたときパソコンを手に入れた。インターネット歴は20年を超えている。

アルコール依存症のホームページを作成したり便利屋の集客をネットでもくろんだりペットにちなんだブログを開設したりとあちこちに書き散らした記事が多くある。

はてなで御厄介になることは過去の記事を集め未来の投稿まで1本化する狙いを含んでいる。

いま思いつくカテゴリーはアルコール依存症の回復、便利屋の開業支援、8050問題の解決、それと母の遺骨の韓国仁川沖への散骨などなどを予定している。

 

なるべく簡潔にわかりやすく書いていくつもりです。よろしくお願いいたします。