アルコールは薬物 、モルヒネに酷似

"アルコールは「薬物」である。アルコール依存症は薬物中毒である。やめられなくなる のは体質で生い立ちや生活環境、人間性などには、ほとんど関係ない。"

以前わたしは禁断症状の経験から ↑ このような主旨で記事を書いていた。

 アルコールの問題を依存症などと"病気"として個人の問題ととらえている間は、飲酒運転他もろもろの社会問題は解決することはないと考えている。このページはアルコール＝薬物を問いかける。

依存性薬物名	中枢作用	精神依存	身体依存	耐性
アルコ－ル	抑制	●●	●●●	●●
モルヒネ	抑制	●●●	●●●	●●●
コカイン	興奮	●●●	なし	なし
覚せい剤	興奮	●●●	なし	●●
シンナー	抑制	●	？	？

薬物の使用は社会の合意で成り立っている。アルコールの自動販売機などもってのほかの国もあれば、日本のように野放しの国もある。

テレビや新聞のマスコミは日本の場合、酒造業スポンサーが後ろに居るので何も言うこと書くことが出来ないでいる。

未成年者の酒類購入に年齢確認をしたり、飲酒運転の罰則をきつくしたり表面上は話し合ったふりをしているが、根本の問題には1ミリも踏み込んでいない。

アルコールは麻薬(モルヒネ)に匹敵する純然たる立派な薬物である。

薬物の使用はおのおのの社会で話し合って判断するが、日本ではアルコール＝薬物の議論が全く欠けているように思う。

マスコミはスポンサー様が怖くてアルコール＝「薬物」を1語も書けないのである

アルコールの問題は飲酒運転ばかりではない。

日常の家庭の大工仕事などで飲酒して作業にあたり身体を傷つける。

また大事件の背景にある飲酒が取り上げられない。少年が仲間を死に追いやるときなどアルコールが入っている可能性が多いと感じる。

街で無差別に人を殺傷する犯人は素面(しらふ)で凶行及んでいるのではない。半数以上が酒を１杯やった後"酔いに任せて"の刃傷沙汰ではないのだろうか?

わたしはニュースになった記事を丹念に読むが背景に飲酒があったと述べられたことはほとんどない。全て加害者の生い立ちや性格が述べられていく。

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終戦後に日本が復興を遂げていく中で労働者たちの癒しとして酒が与えられた。

酒造業者が大きくなって売り先をブルーカラーからホワイトカラーへ宣伝拡大する。それも飽和すると女性をターゲットにする。

もう一度言う。マスコミはスポンサー様のご意向には逆らえない。

事件事故が起こるたびに、「背景にはアルコールがあり、宣伝までして薬物を社会に野放しにしておいてはいけない、議論を深めて麻薬に準ずる薬物アルコールを社会から排除していかなければならないだろう」、

こんなこと書けば次の日にメーカーから電話が掛かり宣伝費はバッサリ削除されるにきまっている。記事が書けたとしても編集ではねられる。だから社会に真実(アルコール毒)は伝わらない。

(赤ソバの花)

アルコールの禁断症状をわたしは嫌というほど経験した。酒をやめようと努力すると禁断症状が不安感を伴って押し寄せてくる。最初は何かわからなかった。いろいろな方策を講じ酒をやめようと努力すればするほど禁断症状はきつくなる。

アルコールは麻薬だから薬物の禁断症状に人間の意志だけで抗するはずがなかった。

先月も今月も家族6～7人が焼死する火事があった。この火事は火元が石油ヒーターであったり、コンロの火だったりと特定されているが、酔っぱらったお父さんが、「皆早く寝なさい。火はお父さんがちゃんと消しておくから・・・」と言って消し忘れた?可能性もある。もしそうだとするとこれは日常に薬物があふれている弊害だろう。

消防や警察も背景にアルコールがあるかどうかは調べない。

以前にもこんなことがあった。

中学生が仲間を冬の冷たい川に蹴落として死に至らしめる。事後、中学生の精神状態や家庭でのしつけ、生立ちなど問題の社会背景として議論されるが、アルコール摂取上の事件とは一言も報じられない。(もしそうであったとしても、そうでなかったとしても)

酒が薬物ではなくジュースに似た清涼飲料水ならこれでもいい。もう一度下に表を掲げよう。

依存性薬物名	中枢作用	精神依存	身体依存	耐性
アルコ－ル	抑制	●●	●●●	●●
モルヒネ	抑制	●●●	●●●	●●●
コカイン	興奮	●●●	なし	なし
覚せい剤	興奮	●●●	なし	●●
シンナー	抑制	●	？	？

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