終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー35ー

「もうすぐ春」 我が家の再建へ頑張ります

高校野球が始まりました。

入院した当時は3月26日など先の先のことで、それまで生きているかどうかもおぼつかないことでした。しかし、あっという間に3月も下旬です。  

タッチ2の主題歌の行進曲にジンときました。甲子園の雰囲気にぴったりの曲です。奈良代表の智弁学園にはぜひとも勝ってもらいたいものです。

辻本投手も1年生のときの自分一人で野球をしているといった生意気さも消えて、一段と剛速球に磨きがかかり期待できそうです。  

PL学園の桑田の作った5期連続出場と同じ記録を作ると豪語しています。昨年の夏、今年の春と公約どおり2期出場してきました。

今春は優勝すると言っているようなので楽しみです。北海道だからといってバカにするわけではありませんが、函館有斗には勝てそ うな気がします。  

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28日には、できたら快晴の下で試合を見たいものです。

yaにはどうしても野球に戻ってもらいたいので、今から長い目で見て野球に興味を持ち続ける男の子に育て行きたいと思います。

ヤンキースをやめるし、社会科で落第点を取るではあまりにも親として意気が上がりません。勉強は出来ないけれども、せめて野球は上手というぐあいにはいかないものでしょうか。  

正直言ってyaがヤンキースをやめたと聞いたときは寂しかったです。

でも、その寂しさはおいちゃんの酒が半分原因しています。適切なときにちゃんとした後ろ支えになってやれなかったからです。

悔やんでもしかたありません。大いに反省をして、おいちゃんが酒をやめるよう努力するだけです。酒をやめ続けてyaをしっかりと見守ってやろうと決心しています。  

おいちゃんが酒をやめたら我が家は80パーセントまで機能を回復するでしょう。こんな簡単な成功法則に挑戦しなかったら男ではありません。がんばります。

(この記事はブログの原点になるアルコール依存症からの回復日記である。
昭和61年(1986年)、アルコールの専門病院に入院したわたしが妻に向けて毎日書き綴った手紙で、病院の玄関にある郵便ポストに切手を貼って退院の日まで投函し続けた。)

 

 

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