終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

甲状腺がん 腫瘍に突き刺したカニューレ交換

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(クリスマスツリーの飾られた医大北玄関)

今日は妻の耳鼻咽喉科定期検診日である。

採血があるので午後1時30分のお迎えでDマンションに行く。

カニューレ交換がないのでいつもより早く終わると思うが、ブログの更新(午後8時)に間に合わないかもしれない。とりあえず予約投稿でここまで記して出かけてくる。

4、5日前の天気予報では最低気温が4℃、昼間もそんなに上がらないとあったが、太陽が出ているので外は暖かである。

妻が倒れたのはちょうど7年前の冬、12月も押し詰まった27日であった。

「お母さんが・・・」と突然、そう10年ぶりに息子から電話が掛かってきた。

わたしは近くでちょうど車に乗っていた。すぐに飛んで行くと妻が台所でうづくまっていた。息が出来ないらしかった。

救急車で病院へ行く。

「どうしてこんなになるまでほっていたか !」

気道(口から肺まで空気の通り道)確保のためのどに穴あける緊急に手術となる。

2ヵ月入院して小康を得たとき退院を勧められる。

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しかし喜びの退院ではなかった。

主治医から妻と2人で呼ばれ「春の桜は見れないかもしれない」と余命3カ月の宣言を受ける。 

それ以来、大波小波を経験しながら妻はおかげさまで何とか7年間生きている。

カニューレ交換なしのはずが、今日は管の中が汚れていたので普通2ヵ月に1回の器具交換が10月11月と連続して行われた。

今回は腫瘍が大きくなっているのかのどから器具を抜くときに血がほとばしり出た。

手当の甲斐あって何とか戻ってくることが出来た。

器具交換の後2,3日は気が抜けない。

「おとうさん・・・」と息子から電話が掛からないように祈るばかりである。

(今日は帰りが遅かったのでバタバタとした記事になってしまった。ゆっくりして後に修正したいと考えている。)

 

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