逮捕の高校生ら「飲酒発覚はまずい」…友人放置(読売新聞)
当時のブログ、2015/04/12 8:39:39
"事件当夜はコンビニ店でウォッカや焼酎、缶ビールを購入し"とある。
逮捕の高校生ら「飲酒発覚はまずい」…友人放置(読売新聞)
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横浜市鶴見区の川で昨年12月、酒に酔った専門学校生が暴行を受けた後、放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑などで逮捕された友人の高校生らが、飲酒が発覚するとまずいと話し合い、放置したまま立ち去ったと供述していることが、神奈川県警への取材でわかった。
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また大人の怠慢(社会全体の罪)で将来ある若者が亡くなった。
酒は嗜好品だから"度を過ぎて飲む者が悪い" という考えは誤っている。
酒に含まれるアルコールは超一級の薬物である。
最初は味や興味で飲み始めても、薬物の常で耐性が生じる。
同じような気分を得るために量が増えていく。
昨日、マンションの1室で転売目的で大麻草を栽培していた男性が逮捕された。
法律で決められているから「所持」だけでも罪になる。
酒は大衆に与えられた娯楽である。
それでもむやみに放置してもよいという代物ではない。
薬物であるからしっかりとしたルールを作り
(未成年は飲んだらダメ、
コマーシャルの禁止、
自販機の撤去、
飲酒にまつわる事件が起きたときの検証など)
管理していかなければならない。
その徹底がスポンサー(酒類業界)に遠慮して杜撰(ずさん)の極みになっている。
テレビなどでビールのコマーシャルを見るということは、
" ビールを自分の意志で飲んでいるようでも飲まされている " のである。
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↓↓↓、産経新聞の記事
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泥酔17歳を暴行・放置死 命軽視する未成年、繰り返される悲劇
産経新聞 4月12日(日)7時55分配信
■専門家「他人のこと考えられぬ」
川崎市の中1男子殺害事件に続き、またも未成年者による人命を軽視した事件が起きてしまった。神奈川県警の調べによると、逮捕された17歳の男子高校生3人は酔いつぶれた友人を真冬の寒空のもとに放置しており、その行為は悪質といえる。繰り返される痛ましい事件に、教育の専門家は「他人のことを考えられない子供が増えている」と警鐘を鳴らす。
未成年者間で引き起こされ、死者が出た事件はこれまでも多く発生してきた。
近年では平成25年6月に広島県呉市で、未成年の男女ら6人が高等専修学校の女子生徒=当時(16)=を暴行、殺害。今年2月には川崎市で中学1年の男子生徒=同(13)=が、18歳の少年ら3人に首を切り付けられるなどして殺害された。それぞれ動機は「(無料通信アプリの)LINEで悪口を言われた」「先輩として立ててくれなかった」と、ささいな内容だった。
警察庁によると、昨年に刑法犯で摘発された未成年者は4万8361人と11年連続で減少。一方、殺人(未遂を含む)での摘発は約50人で横ばいの推移となっており、子供たちに「命の大切さ」が浸透しているとは言い難い状況だ。
教員経験が長い東京学芸大教職大学院の今井文男特命教授は「個人主義で『大事なのは自分』ともてはやされ、他人やグループを大切にできない子供が多くなっている。人間関係の大事さを認識させる必要がある」と話している。
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この新聞記事は、見事に「飲酒」問題をスルーしている。