終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

医療受診翌日 妻へのメール

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1束98円也

Kei、おはよう、明るい朝です。

調子はどうですか?

吸入吸引お疲れさま。


こちら昨夜0時就寝、9時起床でした。

いまさっき昼ごはんを食べたところです。


のどの管の中きれいでほっとしました。

次は4月19日ですね。

その前に4月5日に皮膚科ですか。


おいちゃんの診断では出血は「解毒」作用だと考えます。

出血を止めるために"ふさぐ"より

身体内部の血量を増やすためにほうれん草を食べましょう。

湯がいてアクを除去しそのままお浸しで食べるか

yaのようにジュースにして飲みましょう。

造血には良質なたんぱく質も必要ですから、

豆腐を食べてください。


本当は添加物など吟味も必要ですが、

5日の皮膚科受診まではとにかくほうれん草を試してみてください。

湯がくのがたいへんでしたら手伝いに参上いたします。


人間の体には自然治癒力が備わっていますから

その力を信じて自らの治癒力を応援いたしましょう。


昨日の血液検査の結果は

白血球が8000ありました。

腫瘍があるのですから正常範囲です。

免疫が正常に働いているという数値でしょう。


ほうれん草を食べてください。

それでは、

Keiの一日が穏やかでありますよう祈っています。

ひろ

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現代医療に言いなりの妻は世間一般の病院受診者さん達と同じだろう。

担当医師のいうことを全く疑っていない。

(こう書くとこれをもし妻が読んだら今すぐに全部削除しろとどんじかられるだろう

採血があります、と言われれば"はい"

何のための採血か聞きもしない。

まあ妻はのどに管を入れ声帯が無いので声では聞けないが筆談は出来る。

妻は甲状腺がんの4期である。

"いつどうにかなってもおかしくない"と常々面と向かって宣告されているのに

先回はCTまで受けさせられた。採血は1ヵ月の定期受診ごとに行われる。)

わたしが医師のいうことに反論の意思を示すと妻はものすごく嫌な顔をする。

言い合いをしてもしかたがないのでわたしは"これも妻の人生"と放ってある。

 

(妻の首筋に管を突っ込んで息の出来る道を確保していただき、

定期的に管の取り換えを技術を集中して行ってくださる医療には感謝が尽きない

退院のとき、3ヵ月後の花見まで持つか?どうかと言われてから8回目の桜の季節が訪れている。)

 

その感謝の上でまだまだ妻には生きていてほしいから、

現状の治療にちょっと神経質に反発したくなっている。

 

妻の状態は卵大のコブが首筋に5つほどくっついていると思っていただければそんなものだろう。

妻は日常生活をまあまあこなせるので、ひきこもりの息子を相手に食事を作りながら

自身の吸入吸引作業(約1時間かかる)を日に4~5回行っている。

レンタルした小型の吸引器械にカテーテル(細い管)をセットし自分の手でのどの管(カニューレ)から肺の入口まで差し込んで痰を吸引する。

 

たいへんな作業であるが7年半自分一人でがんばってきた

わたしはただ側に居るだけ。

今回増えたのは4月5日の皮膚科治療である。

がんの傷口から自身でガーゼ交換時の出血が止まらないので止血の薬を検討するためである。

それでわたしの朝のメールとなったのである。

 

ほうれん草は赤血球中のヘモグロビンを増量する。

出血時にぽたぽたと垂れる血液以上に血を作ればよい。

現代医療の薬に頼らないから妻はここまでこれたと考える。

(器具交換の技術には感謝している)

最後の方策でほうれん草を食べてほしいと思っている。

食事で腫瘍をぺったんこにして主治医を驚かせてやりたいのである。

 

追記:

がん患者なのに

妻は食べ物には無茶苦茶むとんじゃくである。

7年前から定期受診日に医大に行くと購買部で好きなカップ麺を大量に買い込んでいた。

本人はつるつるした物しかのどを通らないという。(確かに錠剤はのめない。)

コンビニ弁当も大好きである。ペットボトルのお茶もがぶがふ飲む。

甘いものもしょっちゅう口にする。

これで7年半生きてきた。

妻の選んだ生き方なのだから否定は出来ない。

でもちょっとだけ造血のためにほうれん草は食べてほしい。(また言っている。)

 

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