終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

財布には小林正観氏の壱丁円札

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師走の雨が降り続いている。

昨日、外に出られない息子に頼まれて"宝くじ"を10枚買ってきた。

わたしは自営業なのでお金を稼ぐしんどさを知っている。

大昔に経験はあるが競馬やパチンコなど賭け事には便利屋稼業の32年間お金を使ったことがない。

年末ジャンボの販売最終日だとかで慌てて買いにやらされた。

「10億円にしますか?5000万円にしますか?」と窓口で問われ何も聞いていなかったので戸惑った。

多い方が良い夢を見ることが出来るだろうと10億円コースをお願いした。

我が家にはおもしろいジンクスがあり、何か欲しい物があると、それ相当の金額がその都度入ってくる。

例えば冷蔵庫が壊れて新しいのが欲しいなと心に思い描いたとき、

ちょうどその金額に見合った仕事が依頼されたりする。

今回の息子の宝くじも今さら家を買う計画もないしまあ当たらないだろう。

わたしのボロ財布には壱丁円札が入っている。

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これは小林正観氏の考え付いたお遊びである。

財布を新調したときに最初に入れた金額を財布が覚えていて、見合う金額がどんどん入ってくるという私製の印刷物である。

以前にホームセンターで数百円の買い物をしたとき、細かいのがなく1万円札を出した。

レジの女性は嫌な顔もせず受け取り、お釣りをくれる。

そのとき、紙幣の顔を1枚ずつていねいにそろえてくれたので「ありがとう」といいながら、「これは逆向き( 奥向き )に入れると良いらしいですよ」と教えて差し上げた。

紙幣が中に入り込んで出られない " まじない " だそうである。

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壱丁円札はなかなか洒落たことをする。

大金は手に入らないが細かなお金がどんどん入ってくる。

3000円出費すれば次の日に3000円の仕事が転がり込んでくる。

それで貯金は全く増えないが常に一定の金額、現在は28000円が財布に入っている。

(常に30000円は持っているようにしているが、昨日息子に宝くじを買ったのでちょっと減っている。

「自分で買わないと当たらんよ」と言ってあるので息子からは3000円が戻ってくる。)

今日は雨で部屋の中でごろごろして過ごした。便利屋の売り上げは0円だった。

明日からの壱丁円札のおぼしめしやいかに?

どんな仕事が飛び込んでくるのか楽しみである。

 

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