終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

アルコールが「依存性薬物」であるという認識

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(橿原市藤原京 大極殿跡 鴨公神社)

「アルコールは合法薬物」(奈良新聞)

「合法薬物」と書くと何かおどろおどろしい感じがする。

インターネット上で、特別興味のある者だけが取り引きしている図を思い浮かべる人がいるかもしれない。

「合法薬物」、これがアルコールのこととすんなり答えられる方は10人のうち何人くらいおられるだろうか。

日本酒、ビール、ウイスキー、ワイン、焼ちゅうに含まれるエチルアルコールは紛れもない依存性薬物である。

アルコールはシンナー、覚せい剤、マリファナ、ヘロインと同列にある。違うのは法律で認められているか否かだけである。

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日本経済の成長に比例してアルコールの消費量は増えてきた。都市へ集められた労働者(ブルーカラー)に手っ取りばやく安価な娯楽として酒が与えられる。

都市労働者に一巡すると次はホワイトカラーがねらわれた。

そして甘い言葉で女性にも売り込み先が拡大された。

売り先がどん詰まりまできて次の夕ーゲットになった未成年者は、現在異常事態である。

中学生の6割近く、高校生の7割以上が酒を口にしている、いや飲まされている。

高齢者も危ない!

アルコール関連疾患が医療財政を圧迫していると聞く。

飲み過ぎによる経済損失は年間6兆6千億円以上といわれ酒税の3倍を超えている。

国民の健康を守るため、アルコールが「依存性薬物」であるという認識を持って、酒の大量消費社会を見直す時期に来ているのではないだろうか。

 

 

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