終活 ひきこもりの息子を自立させるまでは死ねない

デジカメの編集画面にいつも笑顔の息子が現れる。「がんばれよ!」と小さく声に出してみる。

酒をやめ続けるために自助グループの例会に通う

(奈良県橿原市 藤原京跡から遠く二上山を望む) 来年春にジオシティーズ ( ホームページ作成サービス ) がサービス終了する。 長いことわたしの拙いホームページ「アルコールを断って新しい未来を ! 」でお世話になってきた。 他所のサービスに移転することも…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー44ー

「暇つぶし」 酒害を用紙2枚にまとめる am6:30、起床。だるい寝起きです。 この数日はずっとこんな調子が続いています。O医師に言わせますとこれは気から来るものとのことです。こんな説明では一つもらちがあきません。 keiちゃんはkeiちゃんで、いつもの…

カルシウム不足は精神をイライラさせる

木曜日が燃えるごみの日なので水曜日の午後10時に頼まれた買い物を持って顔を出す。 何やら妻の雰囲気がおかしい。 いつもそんなに笑顔はないがいらいらしているようだった。 息子が流しの近くに居るのに玄関まで出てこない。 鉄扉の所で2、3分間妻とごみの…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー43ー

「ノイローゼ」 悪感情消えるの待つだけ am6:00、起床。非常に気分の悪い寝起きでした。 採血、採尿(月初めの定期検査)のためしぶしぶ床を離れます。 点滴が朝と昼にあった時はやけくそでしたが、久しく採血してないと血管へ注射針を刺されるのはあまり気…

連続飲酒発作 「おとう、キャッチボールしよな、また、ぼくの球受けてや」

書架にあったノートを何気なく手にして驚いた。 飲酒最盛期の苦しさが書きなぐってある。 2:33 半合、 3:41 半合、 4:27 半合、 ごくごくと三くち。右下腹がうずく。うずいても飲む。この地獄。 昨日から、胃から血のにおいが上がってくる。 血のにおい、…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー42ー

「投稿」 「病気」の概念浸透させたい am7:00、起床。 7:30、朝食。薄切りの食パン2枚にバターをつけ、重ねてかぶりっきます。 口の中には小麦粉とバターの味がするだけで、それをコーヒーでのどの奥へ流し込む味気なさです。 朝方の冷え込みに震えながら…

心臓バイパス手術後 病棟廊下を歩き回る

心臓バイパス手術の突然の入院で術後に心がけたことは歩くことであった。 たった10時間の手術なのに全く歩けなくなっていた。 集中治療室から出て一般病棟に移ると主治医から「歩くように」と指示された。 最初の10メートルはよろけたときの支えになる介護者…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー41ー

「移ろいの季節」 天気予報では今日1日曇天 am6:30、起床。夜半よりの激しい雨が上がりました。 どんよりと垂れこめた灰色の空からまだ少しばらっと水滴が糸を引いています。 NHKの天気予報では今日1日曇天が続き、はっきり晴れるのは夕方からということ…

久しぶりにドキッとした

午後5時半、息子から「お母さんが・・・」と電話がかかる。 いつも買い物などの用事があるときと同じ口調で、最初「もしもし・・・」である。 暗くなっていたので買い物だと車の運転を気をつけなければならない、と思う暇もなく、「お母さんが苦しい言うて…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー40ー

「断酒治療」 患者と医療の考えに隔たり 桜前線が神戸まで北上してきました。 大阪地方の開花もこの一両日ということです。昨日訪ねた久米田寺の桜はまだつぼみでした。 見ごろは来週の10日ごろでしょうか。春はそこに来ています。 桜の花は見ても美しいです…

心臓バイパス手術から7年半

(県立医大 南側駐車場) 手術日は2011年5月21日だった。 それまでカテーテル検査の10万円が工面できず、投薬だけで当面はしのいでいた。 その日に手術が決まったのは全く偶然である。 ↓ この記事に前夜&当日の右往左往ぶりが詳しい。 狭心症の頓服(ニトロペ…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー39ー

「お花見へ」 あるがままを受け入れ我慢 「今度の花見、行く?」とYさんに問いかけられました。 「いや、行けませんねん」 「家に帰る?」 「はい」 「ええなあ」 Yさんは冷やかし半分、うらやましさ半分のダミ声を残して先に洗面所から出て行きました。 「…

それはいつも突然やって来る

(迎春準備のお手伝い) 息子はどこかで覗いているのかもしれない。 わたしがリラックスしようと気持ちの緊張を解くと、大概(たいがい)決まってメールの着信音が鳴り響く。(ベートーベンの田園交響曲) タッタタ タッタラタッタ タッタッタラター。 悪魔の着信…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー38ー

「青空」 暖かい一日です ボールペンのインクがなくなりタッチが変わります。 日付も替わります。 今日から4月 です。 希望の大きい我が家の4月を象徴するように朝から青空が広がっています。 暖かい一日です。 昼間、ソフトボールをやりに下のグラウンド…

甲状腺がん 腫瘍に突き刺したカニューレ交換

(クリスマスツリーの飾られた医大北玄関) 今日は妻の耳鼻咽喉科定期検診日である。 採血があるので午後1時30分のお迎えでDマンションに行く。 カニューレ交換がないのでいつもより早く終わると思うが、ブログの更新(午後8時)に間に合わないかもしれない。と…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー37ー

「開放感」 普通に健康な人は・・・ のどがイガイガします。 少し痛みもありますし、せきがなかなか止まりません。肺の奥の方がうっとうしいのです。体がだるくて今日は何もかも投げ出したくなっています。 ビールが飲みたい、酒が飲みたい、飲みたい、飲み…

息子と妖怪ウオッチ会話 その2

(大和三山の一つ耳成山・みみなしやま) 昨夜、Dビルに洗濯物を届けたとき、ビル前の食品スーパーで買い物を頼まれる。 メモに書いてある品を買いそろえて玄関に戻ると、 妻が珍しく「上がって」の意思表示でスリッパをそろえてくれる。 まあこんなことは今ま…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー36ー

「断友」 1杯飲めばああなる 岸和田城へ行ってきました。 風は少し冷たかったのですが暖かい日でした。マフラーをするほどでもありません。 岸和田城の起源は1334年(建武元年)楠正成が中興の功により和泉地方をもらい、代官として身内の和田高家を派遣し…

勝谷誠彦氏 アルコール性劇症肝炎で死去

57歳だという。 ヤフーなどのニュース記事には "40年間休肝日なしで飲み続けてきた"などと書いてある。自身を笑いで茶化すため"40年間休みなし" と言っておられるが57-40で17歳からの酒との付き合いである。 8月に緊急入院されたときの様子がしのばれる。自…

自我を捨て切ると悩まない 楽になる

一昨日、便利屋の仕事でバタバタして (前日の車整備の段取りから当日の待ち合わせやていねいな運搬の気遣いなど)、夕方6時の帰宅後にほっと一息ついていたとき、妻からメールが入る。 いつも突然なので驚かないが、午後の10時にセブンに行くという。セブンと…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー35ー

「もうすぐ春」 我が家の再建へ頑張ります 高校野球が始まりました。 入院した当時は3月26日など先の先のことで、それまで生きているかどうかもおぼつかないことでした。しかし、あっという間に3月も下旬です。 タッチ2の主題歌の行進曲にジンときました…

心が凍り付く アルコールによる苦しみ

(奈良県明日香村・石舞台古墳から遠くの二上山を望む) 15年前、アルコール関連で付き合いのあった女性が2人いた。 1人は(小虎姫)大酒のみで依存症、もう一人は(昼顔)特養の寮母さんで酒は全く飲まない、対極をなす2人だった。 小虎姫は15年前に酒が原因で亡…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー34ー

「yaへ」 この1年よくがんばったね 以下は『アルコール中毒』、なだ・いなだ著からの引用です。--アル症へのさまざまな道--。やっと見つけたという感じです。少し長いですが読んでみてください。 ーーーーーここからーーーーー 『神経症.不安の非常に…

アルコールは薬物 、モルヒネに酷似

"アルコールは「薬物」である。アルコール依存症は薬物中毒である。やめられなくなる のは体質で生い立ちや生活環境、人間性などには、ほとんど関係ない。" 以前わたしは禁断症状の経験から ↑ このような主旨で記事を書いていた。 アルコールの問題を依存症…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー33ー

「体験談」 人前で無理なく話す練習に 『 』の文章は、昨日と同じS病院長・M氏の著書から書き写したものです。 『信用できないといっても、彼が嘘つきだというわけでなく、自分の言ったことを守る能力を失っているということなのである。 このことが全く自…

70代 ちょっとの仕事とやりがい

便利屋の基本料金は1時間3000円である。同業に3000円~と "~"に微妙なニュアンスを持たせている者がいる。わたしは面倒なので一律3000円でとおしている。昔は車を使用すれば1時間4000円とか、重い荷物を担ぐ引っ越しのお手伝いは1時間5000円とうたっていた…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー32ー

「脱走事件」 片割れが酔っ払って帰院 次の『 』の中は、M院長の著書からの抜粋です。 ーーーーーここから引用ーーーーー 『心の問題でもう一つ大切なのは、周期的に起こってくる精神的な不調である。よく見られるのは理由もなくいらいらして怒りっぽくなり…

アルコール依存症を治す方法(自分流)

わたしはアルコールを断って32年になる。 (途中1度だけ危ないときがあった。夏に早朝の草むしりを依頼され作業終了後にお疲れさまと梅ジュースが出た。 梅酒を薄めた液体だった。1口飲んで分かったので理由を言って下げてもらった。) 酒はたばこ以上にやめに…

アルコール依存症・閉鎖病棟からの手紙ー31ー

「宴会係り」 しゃあしゃあと「頭脳労働」 ーーーーー引用ここからーーーーー 『連続飲酒発作を起こしたアルコール症者の生活は、呪っているか飲んでいるかのどちらかになる。それ以外にすることといえば、飲むための酒を買いに行くくらいのものである。 歯…

虫歯の治療が出来なくて人生を損してる

息子の歯に関しては周り(わたし)が歯がゆい思いをしている以上に本人(息子)はたいへんだろうと思う。 計り知れない時間の浪費を余儀なくされている。 治療のガリガリが怖くて歯医者に行けない。それよりも何よりも不安神経症で外に出られない。 ないないづく…